顎関節症の症状

　顎関節症とは、咬み合わせの以上などに起因する顎の関節部を主として起こる痛み、違和感、運動障害等の疾患で、次に上げる項目で５つ以上あてはまる方は顎関節症及びその関連の疑いがあると思われます。

１．顎がカクカク鳴る
２．口があけずらい
３．歯並びが悪い
４．上下の歯の正中がずれている
５．歯の咬み合わせが悪い
６．歯ぎしりをする
７．寝ているとき、くいしばりをする
８．矯正治療の経験がある
９．義歯を入れたことがある
10．歯をつめたり、かぶせたことがある
11．耳及び耳の周辺が痛む
12．頭痛
13．目の痛み
14．神経痛
15．肩がこる
16．腕のしびれ
17．足のしびれ
18．腰痛
19．夜寝つきが悪い
20．熟睡できない
21．全体的に疲労感がある
22．はきけ
23．交通事故など東部に外傷を受けたことがある
24．頸椎のずれ
25．背骨のずれ
26．骨盤のずれ
27．めまい
28．眼疲労
29．自律神経失調症
30．うつ病
31．心身症

一見歯に関係ない症状でも咬合（咬み合わせ）が不安定な場合、上記の様にさまざまな疾患に影響を及ぼします。これらの症状に心当たりがある方は専門医に相談し、レントゲン及び、咬み合わせの状態などを検査し、原因がどこにあるかを調べます。原因がわからないで対処療法ばかりやっていると、その場は痛みが軽減される場合もありますが、知らないうちに悪化し、手遅れにならないように気をつけて、適切な治療を受けて下さい。

精神的ストレス咬み合わせの異常

歯ぎしり
くいしばり

筋肉の緊張進
収縮の異常

筋肉の疲労

筋肉けいれん

痛み

ATPの産性能

筋肉中の血管は収縮した筋肉によって押されて細くなる

血液によって運ばれる酸素が欠乏

痛みの出る部分

１　　側頭筋
２　　額関節周囲組織・外側翼突筋・咬筋深部
３　　咬筋浅部・側頭筋筋突起停止部
４　　顎二腹筋後筋・乳鎖乳突筋
５　　後頚部筋

顎関節症による痛み

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