インプラントの管理
インプラント(人工歯根)は他の健全な歯と同様、ブラッシングで、インプラントと歯肉の溝を十分にみがく必要があります。インプラント及び上部構造は材質がチタン及び金合金、セラミックであるため、むし歯にはなりません。しかし、インプラント周囲歯内に、歯こうが付着していると、その中に細菌が大量に存在し、歯肉炎を起こす原因となります。初期段階は痛みはほとんどなく、インプラント周囲歯肉が赤く腫れるくらいです。この初期の歯周炎はよくブラッシング及び歯石が付着している場合、十分清掃すれば、元の健康的な歯肉に改善するので、定期的な検診、咬み合わせのチェック及びお口の中を常に清潔に保つことも必要です。

インプラント治療
インプラント(人工歯根)の治療を受けている年齢層は歯を失う20〜80歳と幅広く、最多層は50〜60歳で、歯を失い義歯となる1本から総義歯の方まで、骨の状態、全身的な状態、口腔内の状態を十分審査した上で、治療を行います。
歯を喪失する原因としては歯槽膿漏、大きな虫歯、無理な外力による咬合(咬み合わせ)、打撲など。喪失後、なるべくすみやかに、義歯、ブリッチ、適応に応じてインプラントで、隣在歯の移動、対合歯の挺出を防ぎます。
インプラントの手術は不安がいっぱいで、「痛くないだろうか」「歯茎は腫れるだろうか」などと、心配をする方もいますが、実際手術は1本に付き30〜60分くらいで、痛み、腫れはほとんど次の日に残らないので、体調に多少左右されることはありますが、思ったよりも気軽に治療が受けられます。
手術してから約3ヵ月後に、人工の歯を入れます。
世界を代表するインプラント
@マイティスインプラントは骨への埋入部をリン酸カルシウム・セラミックでインプラントに吹き付けて表面をザラザラにし、わずかに残留する粒子が高い生体親和性と骨の伝道機能を持ち、骨と強固に結合します。
Aクロコダイルインプラント(フランス製)はインプラントと支台の結合部がワニのように0.5mmのギザギザになっており、高度に技術加工され、上部構造(人工歯)とインプラントとの結合が優れています。



インプラントのための骨移植
術後

骨移植




↓インプラント

インプラントの手術は痛い?
手術は通常、局所麻酔をして行います。手術の痛み、出血、腫れは技術力、術式によって左右されますが、なるべく、手術する部分をできる限り小さく、出血させないように、インプラントを骨の中に埋入することによって、痛み及び腫れを少なくすることができます。
インプラント手術後の痛み、腫れの割合は、当院の統計によりますと、100人中1人いるかいないかで、インプラント手術を行う前はほとんど多少なりと恐怖心があるにもかかわらず、手術した後日、感想を聞いてみると、ほとんどの方から痛み、腫れがないとのお声をいただきました。
長い間、欠損部分を合わない義歯で、ずっと生活し続けるより、インプラント治療で、欠損した部分の機能及び審美的にも回復することによって、健康を維持することが重要です。(胃腸障害、栄養吸収障害をなくすためにも重要です。)
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